マイクアームにケーブル通すようにした。
経緯
長い事 1500円くらいの中華マイクアームを使ってたんだけど、
ふらふらして安定しないし、使っててストレスが掛るので、
RODE PSA1 に買い替えました。
今どこも在庫なくなって値上がってたので、中古出品監視して9000円弱でゲット。
ケーブルが内臓できるらしいというのは知ってたんだけど、端子があると通らないので、そのまま付けたがケーブルが邪魔。
検索してみた所、ケーブルぶった切って端子をはんだ付けしないといかんらしい……
端子交換について検索してたら、L型の端子を紹介されてる記事があったので、これにした。
用意したもの
- 端子 NC3FRX-BAG
- ケーブル CLASSIC PRO MIX015 Purple
- はんだ・はんだごて
- その他工具類(カッター、ドライバー、万力等々……)
黒の方が馴染むと思うんだけど、紫が選べたら選んでしまうのがサンガサポの習性である。
参考にしたもの
手順は基本的にサウンドハウスのこの動画を元にしてやった。
ただこの動画端子の順序が違って、はんだ付けのシーンだけオスなんじゃないか?
XLR 端子の端子順に関してはここで確認した。
ここに端子に関するオフィシャルの資料がある。
「Assembly Instruction - XLR RX Series」ってのに、英語だけど手順が書いてる。
実装
参考資料参照してもらえば分かると思うので、こっからはオマケ。
記事書く前提で写真撮ってなかったので、全部の手順を詳らかにしてるわけではない。
1,ケーブルをぶった切るなりして端子を外す
私はドライバーで端子外してから根本で切った。
その辺は長さの希望もあろうから、よしなにやっていって。
2.マイクアームに通す
反対からケーブル押すだけだと最後詰まるので、ピンセットで引っぱりながら押したらしゅっと通せる。
3.端子の根本のパーツ2つを通しておく
この2パーツを先にケーブルに通しておく。
右のパーツは斬り掛きがあるから、ケーブルが太過ぎなければ後で付けれなくはない。
4.ケーブルの被覆を剥ぐ
説明書に18mm くらい出せって書いてるのにそんくらい出しとく。
CLASSIC PRO のケーブルは外皮を剥ぐと紙と糸で保護されていて、
信号の芯線は黒い皮膜と色尽きの皮膜で二重に保護されている。
最初黒いケーブル2本出てきて、どっちがどっちやねんってなったけど、分かるようになっててよかった。
糸とシールドを分けて、糸は切り、シールド線は GND に繋ぐ為に縒っておく。
5. 端子とケーブルに予備はんだをのせておく
一発で綺麗にはんだ付けできる人は予備はんだとか要らないのかもしれないが、
人間には手が2本しかないので、付けといた方が楽。
6. はんだ付け
端子同士が触れてはいけないので、できる事なら絶縁しておくとよい。
私は先に熱収縮絶縁チューブを通しておくのを忘れました。
7. 端子の組み立て
手順書と動画みつつ、がんばりましょう。
この端子は360度 L 字の向きを変えられるので、
マイクアームからどっち向きに端子が出ていて欲しいかを、実際に取り付けるマイクの向きに合わせて確認して決定しましょう。
細かく書くと
- はんだ付けした端子を、L字端子の出口にまっすぐ差す。
- ケーブルを曲げてL字の根本側に収める
- シールドシート(?)的なメッシュっぽいシートを被覆剥してるとこに巻く
- ケーブルに通してあった根本パーツを片方上げてきて、ケーブルを固定する
- 端子のカバー部分を被せてスライドして正しい位置にする
- 最初にケーブルに通しておいた根本パーツを上げて、回して固定
うーん字にすると分かりづらい。
まぁ端子がよくできてるから、なんとなくわかるだろう。
不安だったら半田付けする前に どれがどの順でどこに刺さるかちゃんと把握しよう。
完成
いやーまじスッキリしたし、いいなこれ。
RODE PSA1 持ってる人はやっておいて損ない感じ。