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何か書きたくなった時に書くとこ

酒無量、不及亂

中学受験の話しを眺めていて、受験というものから逃げ続けた我が半生を想う。

 

そもそも小中に受験を考えるような家庭ではなかったのだが、

高校受験はほぼ関係ない部活の成績でゴリ押したし、大学には行かなかった。

 

専門に行った3年間が無ければ今の交友は無いし、現職にも就いてなかっただろう。

あの美術室で過した高校生活が無ければ、今の自分はないだろう。

 

だから後悔はしていないが、それでも大学に対する漠然とした憧れのようなものが残った。

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同物同治

人生初胃カメラをやってきたのだが、麻酔のおかげで痛みもなかったし、噂に聞くほどの地獄もなかった。

ただ不快さは凄かったので、やらなくていいなら二度と体験したくはない。

 

拘束時間と金はかかるけど、寝てる間に終わるみたいなのもあるらしいので、選べるならそっちでよさそうだが、

投薬されても寝れなかったり、施術中に目覚めてしまう話しも散見されるし、完全という事もないのかもしれない。

 

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無名である事、書く事

最近のSNS炎上由来の悲痛な話しをみて、サリンジャー

I thought what I’d do was, I’d pretend I was one of those deaf-mutes

を思い出していたのだが、2024年2月はSACの作中で『笑い男事件』があった日らしく、タイムリーな事である。

 

blog が半年以上あいてしまったのは、別に目も耳も口も閉じてしまったわけではなく、

ただ不精が続いただけなのであるが、一度止まってしまったものを再開するのは難しい。

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さよならだけが

何かと引用しがちな「さよならだけが人生だ」

于武陵が元の漢詩を作った時は、今ほど連絡手段がなく、友人との一時的な別れにも、重い惜別の念があったのだろうと思うが、

今のご時世、友達と別れる時の挨拶が「また後で(インターネットで)」になっていて、

惜別の想いで友と別れる事など、まずないのだろうなと思う。

あるのは突然の死別だけだ。

 

 

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酒と酒、そして酒

出社日に雨だと萎えるのだが、バス電車通勤という事は、帰りにお酒を飲みにいけるという事である。

基本、お酒を飲む目的が「飲み会」なので家でお酒を飲まないし、一人でお酒を飲まないのだけど、

たまには「美味しいお酒」を目的に一人で飲みにいくのもよい。

 

最近は雨の日は日本酒のお店にたまに行く。

 

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人前で音を出すということ

先週末は花見をやった。

 

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ずっと雨予報だったのだが、前日に降水確率が下がり、朝6時から18時まで止むという完璧さで、幹事の晴れ女っぷりが際だつ。

 

自分は花見といっても弁当を作れないので、バゲットにパテと赤ワイン、というスタイルで参戦する事が多く、セット的にはハイソな感じなのだが、

平らじゃない場所でワインの瓶をこかさない為に、靴に差し込む蛮族なので、一瞬で台無しになるのであった。

 

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11年越しの夢から醒める

週末は東京は幕張で行なわれていた Hololive Super Expo 2023 に行ってきた。

ライブは day2 昼の holo*27 ステージだけだったが、

うっかりステージ正面中央ブロックの最前列をあててしまい、向こう3年分くらいの運を使った気がする。

 

帰ってオンライン配信の方みたら、演者の背中からのカットになる度に自分が映ってて面白い。

自分の映ってる BD 買おう。

 

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